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Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年05月13日

岩国基地 フレンドシップデー 2017 ブルーインパルス その3

どうも〜
クマです!
本日3回目ですね〜(^。^)
まだ前の記事を見ていない方は是非見て下さい‼︎
http://fgk2010.militaryblog.jp/e851941.html

それでは早速見ていきましょう‼︎


さて、いよいよ6機揃っての課目の始まりです。



























6機揃っての初の課目、デルタロールです。
こちらの、デルタと呼ばれる三角形の隊形でバレルロールを行う訳ですが、こちらも編隊を維持しなければならないので、それぞれのパイロットには、高い技量が求められる課目でもあります。
これもかなり久々に見ます。
私の記憶が正しければ、2016年7月24日に行われた、札幌航空ページェント以来の実施ですね。
























こちらは、フェニックスループです。
フェニックスは、去年の夏に新たに登場した新しい編隊で、その名の通り、6機で不死鳥(フェニックス)をかたどったものです。
その隊形を保ったまま、今度はループ機動に入ります。
こちらも私の記憶が正しければ、2016年9月11日 三沢基地航空祭で初めてお目見えした課目ですね。


さて続いては、ボントンロールです。
ボントンロールとは、先程のデルタ隊形で進入した6機が、スモークを切ったと同時に、一斉にロールをするものです。



レディ…ナウッ!






綺麗に決まった様です。
ちなみに”ボントン”とは、フランス語で”規則正しい”という意味で、その名が付いたこの課目は、フランス空軍のアクロバット飛行チーム、パトレイユ ド フランスが起源だと言われています。



さて、写真左側の5番機が編隊から抜けて行きました。
またまたソロ課目が始まります。
























なにやら5番機が急上昇 急降下を繰り返しながら飛行していますね。
そして完成したものとは…



こちら、お分り頂けますでしょうか?これが、数字の8の字を描く、バーティカルキューバンエイトです。
反転上昇、反転降下を繰り返すこの課目は、通常の戦闘機ではアフターバーナーを使用してようやく実施できるとされていますが、T-4のように余剰推力が大きな機体は、アフターバーナーを使用せずとも実施できるのです。
T-4の機体性能の高さを象徴するような課目ですね。


さてさて、次は大人気課目が始まります!
その前に一つ余興を…









会場後方から進入した1〜4、6番機は
この様に大きく散開します。
こちらを、百合の花が咲く様に見えることから、上向き空中開花といいます。



さあ、各方向からスモークの帯が見えてきました。












もうお分かりですね。
T-4ブルーインパルス オリジナル課目、スタークロスです!
先程の上向き空中開花で各ポジションへと散開していった各機は、そこからスモークを引っ張って来ることにより、大きな星を描くのです。


さて、ショーも終盤へと差し掛かって参りました。次へ行きましょう。



会場正面から5、6番機が背面飛行で進入して参りました。



ここで大きくクロスします。
5番機は写真左側へ、6番機は写真右側へと抜けて行きます。
写真にはありませんでしたが、この後2機は急上昇〜急降下を経て、再び会場正面へ帰って来ます。






ここで背面状態となり、すれ違います。
これが、タッククロスⅠという課目です。
ちなみに、タッククロスⅡというのも存在します。
悪天候時(4区分)において実施されるものですが、こちらは急上昇〜急降下ではなく、水平旋回で会場正面へ帰って来ます。


さて、4機で行う最後の課目となりました。






4機が、エシュロンと呼ばれる斜め一列の隊形で進入して来ました。



1番機から順にロールを開始し、編隊を解散していきます。












こちらが、初代ブルーインパルス(F-86F)の時代から行われている伝統の課目、ローリングコンバットピッチです。
ちなみにコンバットピッチとは、戦闘機などの軍用機が、敵からの攻撃を受けない為に、急上昇 急旋回を実施し、速やかに母基地に着陸するための進入方法です。
ブルーインパルスでは、それにロール機動を加えてアレンジをしていますね。
4機はこの後、着陸態勢に入ります。


いよいよ、最後の課目となりました。
会場正面から進入した5、6番機は、5番機が背面になり、6番機がその周りをらせんを描く様にバレルロールを行います。









3周を回った所で、「ブレイク レディ…ナウッ!」



と6番機のコールで左旋回を開始します。






T-4ブルーインパルス オリジナル課目 コークスクリューでした。
通常の戦闘機では失速してしまうような機動ですが、こちらもT-4のように余剰推力が大きい機体だからこそできる課目となります。
2機は、先程の4機を追って着陸態勢へ入ります。



これで、岩国フレンドシップデーにおけるブルーインパルスの展示飛行は全て終了です。
数日前までは雨予報で、ASAHIと「ちょっとブルー怪しいかもね」と話をしていましたが、当日は大快晴で、(これは余談ですが、大快晴過ぎてASAHIはすごく日焼けしてましたwww もう、真っ黒焦げww) 年に数回程度しかない好条件で1区分フルアクロを実施できたようです (´∀`*)
私もいつかは私もこのような条件で見てみたいものですw
雨男の私がそれを実現できるのは、一体いつになるのでしょうか…?w

最後までご覧頂き、ありがとうございました!
質問、感想などありましたら、お気軽にコメントして下さい。ASAHIを介してお答えいたします。  


Posted by FGK  at 16:40Comments(0)イベント

2017年05月13日

岩国基地 フレンドシップデー 2017 ブルーインパルス その2

どうも‼︎
クマです!
先ほどの続きを書いていこうと思います。
http://fgk2010.militaryblog.jp/e851917.html
先ほどの記事はこちらになっています。
まだ見ていない方は是非見て下さい‼︎

それでは見ていきましょう‼︎



先ほどの記事に続いて、4機によるチェンジオーバーループです。
会場後方から、先程のトレイル隊形で進入してきます。






ここで、ダイヤモンド隊形へと変化します。



そしてループ機動へ…!






頂点にたどり着くと同時に、右側へ横転し、進路を変更します。






そして、会場右側へ抜けて行きました。
ただループするだけでなく、その後の進路変更もあるため、難易度の高い課目となっています。


続いては5、6番機のデュアルソロ課目、ハーフスローロールです。






先程のスローロールの様に、ゆっくりと背面になる5番機の周りを、横軸上ぴったり並ぶように、覆い被さるようにして6番機が背面になります。









この課目における6番機の機動は特徴的で、エルロンロールでも、バレルロールでもありません。方向舵の舵角を広げた、アクロ仕様のT-4でしか出来ない機動と言われています。
個人的には、これを公式展示飛行で見るのは久々です。
私の記憶が正しければ、2016年10月16日に行われた、エアフェスタ浜松2016以来だと思います。

少し長くなりました (。-∀-)
次へ参りましょう。

続いては、1〜4番機のレターエイトです。



会場後方から進入した4機は、この後1〜3番機と4番機の2つに分かれ、それぞれが水平に円を描いていきます。






円を描き終わった4番機は、この後、1〜3番機を追いかけ、編隊に再集合します。












見事、再集合出来ました!
1〜3番機と4番機が描いた円を2つつなげて、水平に8の字を描く、レターエイトでした。



次は再び、5、6番機のデュアルソロ課目、オポジット コンティニュアスロールです。
会場右側から5番機が、左側から6番機が、それぞれ時速800Km/hですれ違い、その後連続3回転ロールをします。
写真に写っているのが5番機で、奥に見えるスモークは6番機のものですね。


続いては、1〜4番機の4シップインバートです。
その名の通り、4機全機が、背面(インバート)になる課目です。



1、4番機が、



そして2、3番機が、背面飛行になりました。
この課目では、背面飛行になる事により、操縦桿などの操作が全て逆さまになります。
その状態で、少しずつ機体の間隔を狭めていくので、正確な機体コントロールが必要になるのです。


さあ、皆さん。次はブルーインパルスから、皆様の幸せと平和を願って、日本一大きなハートマークを描きます!
って訳でバーティカルキューピッドです!



5番機(写真右側)、6番機(左側)が、ハートを描いていきます。









ハートを描き終わると、4番機が矢を貫いて行きます。



とある雑誌にて、前6番機の橋本 健二1尉(当時)が、”大切な人と見て、また大切な人を思いながら大空を見上げたら、ナイススマイルになること間違いなしです”と仰っておられたのを思い出します。
大切な人…いつかそのハートを射抜くのも、悪くないかもしれませんねw


私は何をアホな事を言ってるのでしょうか…(ー ー;)
気をとりなおして次へ参りましょうw


















1〜3番機による、ラインアブレストロールです。
アブレストとは、横一列の隊形の事であり、この隊形を維持したまま、大きくバレルロールを行います。
よく、”一本の芯で繋がれているよう”と表現されますが、まさにその通りですね。


続いては、5番機のみでソロ課目、360°&ループです。









ただの水平旋回の様に見えますが、この時パイロットには、6倍の重力加速度(6G)がかかっています。
ちなみに、T-4の強度制限が6.66Gですので、機体にもかなりの負荷がかかっているといえるでしょう。
まあ、6.66Gを超えたからと言って直ぐに壊れるって訳でもないですけどね(^^)












360°の水平旋回を終えた5番機は、このまま宙返り!












ちなみに、リモート展示における編隊連携機動飛行では、水平旋回を2回行う、720°ターンを行います。(詳しくは、奈良の記事をご覧下さいm(_ _)m http://fgk2010.militaryblog.jp/e811340.html こちらの記事です。)

次へ参りましょう。
次は、私のお気に入りの課目、ワイドトゥデルタループです。






会場後方から、傘型の隊形で進入してきます。
何がお気に入りかと言うと、まさにこの瞬間です。
この時の迫力が大好きなのですww



ここから間隔を狭めながら、ループ機動に移ります。












この課目では、上昇しながら間隔を狭めていくので、スロットル操作が難しいと言われています。

一度ここで止めます。
次回は、いよいよ6機揃っての課目の始まりです!  


Posted by FGK  at 13:11Comments(0)イベント

2017年05月13日

岩国基地 フレンドシップデー 2017 ブルーインパルス その1

皆さん、お久しぶりです!
富嶽隊ブログ ブルーインパルス担当のクマです!
前回は奈良での様子をお伝えしましたが、今回は我が友人ASAHIが、岩国フレンドシップデーに参加したということで、その内容をリポートしたいと思います。
相変わらずの拙い文章ですが、温かい目で見てやってください (^_^;)
それでは本題へ参りましょう。


午後4時少し前、普段の展示飛行より少し遅めの時刻に、いつものBGMが会場に流れ始めました。
「さあ、ウォークダウンはじまるぞ!
あれ…見えない…(°_°) 」by ASAHI
そうなんです、有料観覧席が完全に被ってしまい、見られなかったそうなんですね。
ちなみに、来年度は私も参加する予定なので、その時は有料観覧席から見ようと話をしていましたw
という訳で、写真はタクシーアウトからです(^_^;)
せっかくですので、機体番号と搭乗されていたパイロットなどの紹介をしましょう。(敬称略)



1番機 66-5745
前席:3等空佐 越後 英(DANNA)
後席:2等空佐 福田 哲雄(TETSU)



2番機 46-5731
前席:1等空尉 中條 智仁(GARP)



3番機 26-5805
前席:1等空尉 上原 広士(MUSHA)



4番機 06-5790
前席:1等空尉 川村 翔平(RUM)



5番機 06-5787
前席:3等空佐 園田 健二(EDEN)
後席:3等空佐 元廣 哲(GORO)



6番機 46-5729
前席:1等空尉 山崎 雄太(BLADE)
後席:3等空佐 谷爲 博紀(TAMAR)

地上統制:2等空佐 稻留 仁(DOM)
ナレーション:1等空尉 村上 綾(MARS)
予備機:26-5692

さあ、いよいよ展示飛行の開始です!
まずは、4機での編隊離陸、ダイヤモンドテイクオフ&ダーティターンです。












会場正面まで回った所で、スモークON!









そして、会場上空を通過!
この時の迫力はたまりませんねw


続いては、ASAHIは6番機の離陸を捉えたようですね〜
スモークを出しながら離陸した6番機は、この後、右へ大きく横転を行います。(以下、この様な機動をバレルロールとします。)












右に何か見えますね。
こちらは5番機の離陸、ローアングルキューバン テイクオフです。
超低空で離陸し、急上昇に移ります。






そして宙返りを半分行い、会場正面を通過します。






1〜4番機による、ファンブレイクです。
4機が、間隔わずか1mという密集編隊を保ったまま飛行します。
アナウンスによると、互いのパイロットの信頼関係がなければ、この様な密集編隊を組む事はできないそうです。












こちらは、5番機による4ポイントロールです。
右ロールを90°、4回ずつに分けて、1/4ずつ行います。
機体の背中、側面、腹をこぎみよく見せてくれる課目ですね。









これは奈良でも実施されました!
1〜4、6番機によるチェンジオーバーターンです。
縦1列の隊形(トレイル隊形)から、傘型の隊形へと変化させます。



ここから徐々に間隔を狭めて行き…









変化直後よりも小さくなりました!


さて続いては、5番機のインバーティッドアンドコンティニュアスロールです。




背面(写真は恐らく背面になる途中)で進入した5番機は、この後、急上昇〜急降下を経て、会場正面へ戻って来ます。









その際連続3回左ロールをしながら、会場を後にします。
ちなみに、悪天候時(4区分)では、背面飛行後、水平旋回で会場正面まで戻って来ます。


次は1〜4、6番機による、サンライズです。
まずは、先程の傘型の隊形で、ループ機動に入ります。



頂点を通過した所で、スモークON!









最下点まで来ました。この後、編隊長の指示で、5方向に散開して行きます。
「サンライズ…ブレイク、ナウッ!」



綺麗に散開していきました。
ちなみにこの課目は、2010年、ブルーインパルス創設50周年を記念して新たに追加された課目です。


次の課目へ参りましょう。









5番機による、バーティカルクライムロールです。
その名の通り、垂直に上昇しながら3回転半(2区分の場合は2回転半)ロールをします。
最頂点まで来た時の機体の速度は、時速約100Km/hと、失速ギリギリになっています。















6番機による、スローロールです。
名前通り、ゆっくりロールする訳ですが、地味に難易度がとても高い課目となっています。
というのも、機体の特性上、横を向いた瞬間、揚力が落ち、高度が下がってしまいます。
その為、操縦者はあらゆる舵を駆使して、高度を下げることなく、直進を保ったまま横転していくのです。


一旦ここで切りましょう。
次は4機による課目から始まります。  


Posted by FGK  at 11:55Comments(0)イベント

2017年05月07日

岩国基地 フレンドシップデー 2017 飛行編

どうも‼︎
ASAHIです。
GWは色々忙しくて先週は投稿できませんでした。
今週は岩国基地フレンドシップデーに関する記事を投稿して行こうと思います。

今回は飛行編と言う事で、飛行展示について書こうと思います。



まずはコイツ。
海上自衛隊US-1です。
もうすぐ退役となってしまい、岩国基地フレンドシップデーで飛行している姿が見られるのは今回が最後だそうです。
こちらのUS-1は海上自衛隊 第31航空群 第71飛行隊所属になります。


こちらは皆さんもご存知オスプレイです。
海兵隊所属なのでMV-22になります。



垂直飛行から水平飛行に移行する様子も確認できました。
私自身、オスプレイが飛んでいる所は始めて見たのですが、かなり静かでスピードもそこそこ出ていました。
米軍や自衛隊が採用したのも分かる気がします。



陸上自衛隊からはUH-1からレンジャー隊員によるラペリングが披露されました。
さすがレンジャー隊員ですね〜
見事なラペリングを披露してくれました。



こちらは米太平洋空軍のF-16になります。
ハイスピードローパス、ロースピードローパス、9G旋回、不規則機動などを披露してくれました。
微妙ですが、写真からアフターバーナーも確認できます。






こちらは航空自衛隊 築城基地所属のF-2Bです。
複座型のF-2になりますが、搭乗員は1名だけでした。
こちらも米太平洋空軍F-16同様にハイスピードローパス、ロースピードローパス、9G旋回、不規則機動などを披露してくれました。
築城基地からやって来て、展示飛行後は着陸せずに築城基地に帰って行きました。



そしてこちらは米海兵隊のKC-130になります。
C-130の給油機になります。


KC-130からのパラシュート降下や、

F/A-18との模擬空中給油も披露されました。




こちらも米海兵隊所属のF/A-18になります。
模擬攻撃や対地支援などが披露されました。

最後はアレスティング・ワイヤー、アレスティング・フックを使用した着陸が披露されました。
残念ながら無料席から観覧したので詳しい様子は見る事ができませんでした。



最後はこちら米海兵隊所属のAV-8B ハリアーⅡです。
こちらもF/A-18同様に模擬攻撃や対地支援などが披露されました。
最後は垂直飛行を披露してくれました。


その他にも、日米双方の国旗を掲げたパラシュート降下やウィングスーツによる降下などもありました。

以上です。
ありがとうございました。
質問等有れば気軽にコメントして下さい。  


Posted by FGK  at 17:46Comments(0)イベント